十和田

AOMORI

様々なお祭りや体験
四季折々の味覚

十和田市は青森県東南・南部地方の内陸部に位置し、国の特別名勝及び天然記念物に指定された「十和田湖」、「奥入瀬渓流」は、東北を代表する観光地として多くの方が毎年訪れています。十和田湖周辺は、国立公園そして鳥獣保護区として、生き物、自然、景色が大切に守られて、古き姿が生き続けています。
また、「日本三大開拓地」のひとつである十和田市は、荒れ果てた台地から、川をつくり、田畑をつくり、町が整備され、全国でも有名な農畜産物の生産地域へと変貌を遂げました。
現在では、十和田市現代美術館をはじめとした「アートの街」として、自然と調和する美しい街並みを築いています。

日本一の健康な
土づくりから

十和田市は農業が盛んな地域で、6・7月にやませという冷涼な風が吹くため、気候に適した根菜類が多く生産されています。良質な野菜づくりのため、まずは「健康な土づくり」に力を入れています。栽培している畑の養分を分析し、その結果をもとに適正な施肥を行うことで土の栄養バランスを整える。だからこそ野菜本来の甘みや旨みが引き立つのです。

  • にんにく
    国産品の約6割が青森県で生産。十和田市の作付面積は、全国1位です!この面積は、東京ドーム約70個分にあたり、さらに十和田市のにんにくは最高級品種、福地ホワイト六片種由来のものがほとんど。大玉で雪のように白いのが特徴です。
  • 長いも
    十和田の長いもは甘みがあり、白で粘りが強く、あくが少ないのが特徴です。甘さの秘訣はオホーツク海気団からの偏東風のおかげ。とろろなどで生で食べるのはもちろん、郷土料理の長芋すいとんをはじめ、漬物など様々な料理で活躍します。
  • 十和田湖ひめます
    「十和田湖ひめます」は、サケ科の淡水魚で神秘的な十和田湖のきれいな水で育ち、川魚特有の臭みが少ないのが特徴。特に刺身はほどよく脂が乗りとろけるような味わいが好評で、塩焼きにするとふっくらとして旨みがひきたちます。
  • 奥入瀬ガーリックポーク
    にんにくの粉末入りの飼料を食べて育った「奥入瀬ガーリックポーク」十和田市が誇るブランド豚です。脂の融点が通常の豚肉よりも低いため、とろけるような味わいです。シンプルにソテーとして食べると脂の甘みや肉の旨みがよくわかります。
  • あおもり十和田湖和牛
    「あおもり十和田湖和牛」は年間出荷頭数が約200頭と希少な和牛です。 肉質等級はA4ランク以上を誇る十和田市を代表するブランド和牛です。肉質のやわらかさときめの細かい霜降りが特徴で焼肉やステーキで食べるのがおすすめです。

十和田市の
郷土食

  • 長いもすいとん
    長いものすいとん汁は雑穀文化圏を中心に広がった伝統料理の一つ。滋養強壮食品としても知られる長いもは、その栄養と懐かしい味が見なおされています。
  • 豆しとぎ
    豆しとぎは、青大豆ともち米、うるち米を粉にして練り、もちにしたもの。それを神様へ供え、健康と豊作などを祈り、その後焼くなどしていただきます。
  • 十和田バラ焼き
    牛バラ肉とタマネギを、醤油ベースの甘辛いタレで味つけし焼くご当地グルメ。タレには地元のにんにくやりんごを使用し、じわじわと旨味が口で広がります。